2012/07/21

明日、ファッションショーがあるらしい。

今日も夕方、高齢者マンションのいつもの喫煙スペースで
いつものメンツとタバコを吸いながらダベっていました。
Nさんという車椅子のおっちゃんと、Hさんという82歳のおばあちゃんです。

Nさん「にいちゃん、おれ、明日ファッションショーに出なあかんねん」
僕  「ファッションショー???」
 

高齢者マンションでは毎月最終日曜日に、お誕生日会を催すのですが
この7月は最終日曜じゃなく、なぜか明日。
どうやら、どこぞのボランティアさんたちが高齢者マンションでファッションショーをするそうなのです。

僕  「なんでおっちゃんがそれに出ることになったんです?ていうか誰のツテなんですか」
Nさん「なっちゃんのツテみたいやで」

なっちゃんって言うヘルパーさんがおられるのです。
多分20代後半かな。背が高くて美人な方です。
サバサバしてはると言うのか、ちょいSっ気のある方でもあります。

僕 「あ。もしかして」

そのなっちゃんのツテか何かで、ファッションショーをしてくれるボランティアさんがいて。
きっとみんな女性でね。おそらく男性が足らんな、と。
えーい、どうせなら7月に誕生日を迎える入居者さんから一人選んでまえ、みたいな。

ある程度しっかりしてて、ステッキついてでも歩ける人。。。
おっちゃんしかおらんやん。

でね。きっとなっちゃんは、ぶっきらぼうなところがあるから、
いきなり、おっちゃんの部屋のドアを叩いて。
「Nさん、ファッションショーに出てもらうから」
だけを言って、部屋から出て行った。

なんのこっちゃ分からんおっちゃんは、あっちこっちでいろいろ情報収集をする。
どうやら、お誕生日会が22日にあって、ボランティアのお姉さんたちがファッションショーをするらしい。そこに自分が出ることになっている。
と、理解する。



Nさん「おおっ、そうそう。そうやねん。何で分かるん?」
僕  「だって、なっちゃんならそんな感じですやん」
Nさん「おれ、イヤやぁ。何でそんなんに出なあかんねん」
僕  「おっちゃん。そこに『出会い』があるかもですよ。おっちゃん綺麗な女性好きですやんか」
Nさん「そりゃそうやけど、イヤなもんはイヤやわ」
僕  「写真撮ってあげますやん。僕、いっつもデジカメ持って歩いてますもん」
Nさん「写真撮ってくれる?ホンマ?ほんじゃぁ、その写真ちょーだいや」


なんや、おっちゃん。ホンマはまんざらでもないんやんか。


僕  「まぁ。あれですわ。入居者のみんなはすぐに忘れますって(認知症の方が多いから)」
Nさん「そやな」
僕  「でも。。。ヘルパーさんたちは多分ずっと覚えてはると思いますよ~」
Nさん「いやなこと言うなぁ。笑」



明日、楽しみやなぁ。
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