2012/09/06

脳外科の先生。

今日は午後から脳外科の受診に行ってきました。

診察

受診そのものはものの1分程度で終わったのです。
が、そこからが長かった。
いつもなら、ブスっとしてチャチャーっと診察を済ませる先生なのですが
今日はなぜかよくお話になられる。
どうやらつい先ほどGmailに、ドイツに住んでおられる先生のご子息からメールが届いたようでして。

僕、外国籍だからどうのこうの。

はじめて知ったのですが、先生、ドイツ国籍なんだそうです。
ドイツで働く期間が長かったので、日本国籍だと不便なことが多くて、ドイツ国籍を取得されたそうです。

「先生も外国籍なんですか。僕も外国籍なんです」
「おぉっ、そうかね。君はどこの国籍なんだ?」
「朝鮮籍です」
「そうか。大変だっただろ。いろいろと」
「えぇ。まぁ。就活とかで少し不利だったかも知れません」

ってな、濃ゆい話を約十数分。

「先生、次の患者さんが・・・」
「まぁいいよ。しばらくほっといても」
「あのう。。。ナースさんも気にされているみたいですけど」

ナースさん 「いえいえ。私は(苦笑)」

みたいな感じ。


「君は、日本国籍を取得しないのかね」
「うーん。どうもねぇ。拘ってしまいますね」
「親戚とか北朝鮮にいるんだろ?」
「いや、僕の祖母も祖父も、今の韓国から来たので」

と、朝鮮籍の説明を数分。
そう。確かね。大学の頃にも海外から来られた先生に、同じような質問をされました。
欧米での生活が長い方は、朝鮮籍と言ってもごく普通に「あぁそうかね」で済ませてくれる方が多い。


「そしたら、なんで君のおばあさんは韓国籍を選ばなかったんだい?」
「うーん。。。祖母はコミュニストだったからじゃないでしょうか」
「そうか」

普段ならコミュニストって言葉もシチュエーションなどを選んで使うんですけど、先生はドイツ国籍ってことだからその辺の意識も高いかなと思って、普通に使いました。
僕、海外生活が長い方とお話をすると楽なんです。
おそらく世間一般では僕のような環境にいる人は、マイノリティの部類に入ると思うんですけど、
彼らは、マイノリティにに対して、特に意識をしない。引っかからない。
そこで会話の流れがストップしない。とても楽。
それは決して「分からない」って感情じゃなく、「ふーん。そうか。俺、それ詳しくは分からないけど、それもアリじゃん」みたいな感情だと思います。


「僕はね。仕事のためにドイツ国籍を選んだんだよ。仕事優先だったしね。自分のポリシーやアイデンティティは大事にしないといけないけど、国籍はね。パスポートやこのカード(外国人登録証明書)に書かれるだけの『記号』みたいなもんだ」

昔。と言っても7~8年前かな。
仕事で出会った、中国人留学生と話した時、彼女から同じような言葉を聞いたなぁ、と。


「君もね。アメリカやヨーロッパで短い期間でも暮らすようになれば分かるよ」



ま。国籍のことはおいといて。(←こんだけ書いておきながら)
教養のある人と話すと、とても楽です。
今日も先生と話していて、そっちの方が嬉しかった。

先月だったかな。
たまたま出会った某国立大学の大学院生と食事をしたんですけど、
その時も楽でしたね。
いちいちこと細かく説明せんでもいい。
もし向こうが分からないことがあって、それを説明する時も、理解力があるので説明しがいがある。



今日はこんな感じで。笑
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