2012/12/02

12月になると。

寒くなるとね。体調を崩すじいちゃん・ばあちゃんが多くなると思います。
ウチの母のケースで言うと、在宅の時、
12月と2月に救急車で運ばれることが多かったです。

えっと。
高齢者マンションで夕飯の時。
いつも大きな声で嘆くというのか。声を上げるおばあちゃんがいました。
僕はその声が不思議と嫌じゃなく。
そのばあちゃんの個性だと思っていました。

今日の夕飯時。
あれ?あのばあちゃんの席に、知らないじいちゃんが座っている。
ってか、静か。
ウチの母も「なんかさびしいなぁ」と。

あとで、車椅子のおっちゃん・Nさんに聞いてみました。

「そういえばおらんかったなぁ。うん?あ、昨日の6時半ごろ救急車が入ってきたわ。あのおばあちゃん、何階の人やろ」
「3階じゃないですよね。で、2階は比較的健康な方ばかりだし。1階の人じゃないですか?」
「そや。昨日、1階の人が救急車で運ばれたってゆーてたわ」

大丈夫かな。
無事、マンションに帰ってきてほしい。




今日のその静かな夕飯時。
母の前に座る、上品そうなおばあちゃん。
いつも何も話さない方でね。
認知なのかさえ分からない。
ごはんがきてもなかなか手をつけない。

うちの母は、目の前に食事がくると、ガバガバと威勢良く食べます。

今日はね。うちの母につられたのか。
ちょっと茶碗をもたれて。
ごはんの上にのった梅干をお箸でつまもうとされました。
が、なかなかうまくいかない。

そして、梅干がすべって危うく茶碗から落ちそうになった時。
僕の方が「あ!」って声を出してしまいました。
するとおばあちゃんが僕の方を見て、ニコっと。

「あぁ、おばあちゃん、ごめんね。僕の方が声だして」
「いや。かまへんよ」

あ。おばあちゃんが喋った。。。


母の食事が終わりかけで。
お吸い物に母が手をつけた時。

???とろみ?

なんでとろみがついているのだ?
きっとヘルパーさんが間違ったんだろう。

すると前のおばあちゃん、ほんまにもう・・・って表情をされて。
「間違ってるんやね」

遠くでヘルパーさんが
「・・・なんか間違ってました?」
「えぇ。お吸い物にとろみがついていたんですわ」
「すみません。いけますか?」
「大丈夫みたいですよ。本人、なんも気にせんと飲んでますし。それよか、前のおばあちゃんと会話できてよかったですわ」


母に。
「で。とろみのついたお吸い物って美味しいか?」
「まずい」
「そやろな」


いろいろあります。
高齢者マンションって。
はい。
ただの日記 | Comments(5) | Trackback(0)
Comment
高齢者マンションについて、任さんのブログで初めて存在を知りました。
任さんの目線で語られている高齢者マンションの風景、うまく言えませんがなんだか暖かい気持ちになれます。
追記
寒くなりましたね。

任さんもお体、ご自愛下さい。
ありがとうございます。
高齢者マンションは去年の前半くらいまで正式には「高齢者専用賃貸住宅」と言ってました。
去年の秋かな。制度が変わって、正確には「サービス付き高齢者向け住宅」と分類されるようになったのです。
このブログでは、いちいちサービス…って書いてらんないので、単純に「高齢者マンション」って表記にしています。
この制度、いろいろ風当たりが強いところもありますが、絶対に必要なものだと思います。

今日も寒いですね。
あなたこそご自愛くださいませ。
No title
梅干しのおばあちゃん、かわいいですね。いいお話です。
お吸い物のとろみは、もしかして誤嚥予防のアイデアかもしれないですね。
高齢者専用賃貸住宅という制度が、変わった事知りませんでした。勉強になりました。
その通り、誤嚥防止のためです。
コメントありがとうございます。
とろみは、その通りですね。
僕も、とろみをつけるパウダーみたいなの薬局に買いにいったことがあります。
が。今回は完全に間違いで。。。
ということは、誰かがとろみのはずなのに、普通のお吸い物を飲んでいる可能性がある。。。

そこが怖い。

やっぱこういうの、ヘルパーさんの給料が安すぎるせいもあると思う。
はい。

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